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興隆森林鉄路 Xinglong Forestry Railway 2012.12.27-28 |
レポート : 【 2011.5.前編 】 【2011.5.後編 】 【 2012.12 】 【 2013.5.前編-準備中 】 【 2013.5.後編-準備中 】 【 2013.12 】 |
ボンネットバスの巨匠である 丸谷洋一氏から、「興隆林業局 が C2型蒸気機関車を整備し、チャーター運行を申し込めるようになったので、年末に 一緒に行きませんか?」 とお誘いを受けました。 興隆森林鉄路では 前年の5月に レールバスで全線を乗車し、機会があれば また訪れたい と考えていたところでしたので、喜んで参加させてもらうことにしました。 12月26日に 北京経由でハルビンに飛び、合流した方々と 空港からタクシーで 現地入りしました。 なお、林業局との交渉や当日の撮影などでは、丸谷氏を始め ハルビンのガイド様(趙志孚氏)に 大変お世話になりました。 |
① 興隆森林鉄路では、1日に 1往復のレールバスが 運行されています(当時)。 午後の 運材列車のチャーター運転(興隆鎮-長春嶺 間)に先立ち、更に先 26km地点にある 龍家という停車場へ行き、レールバスの到着を待つことにしました。 7時15分頃に着いたのですが、1駅手前の大嶺駅(21km地点)で トラブルがあったらしく、小型レールバスが 姿を現したのは 1時間ほど 経った頃でした。 |
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② 上の写真の続きです。 龍家停車場には、車掌車の廃車体が 並んでいました。 |
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③ 上の写真の続きです。 レールバスは、間もなく 勢いよく 雪煙を上げて 走り去っていきました。 |
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④ 先ほどの話から、大嶺駅の様子が気になって 訪れてみることにしました。 9時15分頃に行ってみると、ちょうど 自走式のトロッコクレーンが 興隆鎮 から 到着したところでした。 |
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⑤ 構内には、運材列車から取り残された貨車が 1両 停まっていて、線路をふさいでいました。 台車のトラブルのようです。 間もなく、トロッコクレーン を横付けして 復旧作業が始まりました。 |
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⑥ 貨車の片側を吊り上げて、中の丸太を外へ出そうというのでしょうか? | ||
⑦ なんと 大胆にも 貨車の台枠ごと 線路脇へ 放り投げてしまいました。 そのうえで、とりあえず 台車だけを回収するようです。 |
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⑧ 写真⑦の状態では、まだ 線路上の通行に 支障があります。 更に 台枠や丸太を吊り上げては それらの位置を 邪魔にならない場所へと移します。 10時過ぎまで 作業を見物していましたが、興隆鎮へと引き上げ、早めの昼食を済ませることになりました。 |
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⑨ 12時を回った頃、C2型蒸気機関車が 本線上に 姿を現しました。 この機関車は、隣の広場に展示中の 157号機 とは別の機関車で、林業局の職員の話では、他所から 購入した車両を 新たに整備したものだそうです。 |
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⑩ この日 チャーターする列車は、丸太を載せた運材車 7両と 私達が乗車する客車 1両という編成です。 踏切の南側で 私達が乗り込むと、12時15分頃に 発車しました。 |
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⑪ 13時20分に、長春嶺駅(8km地点)に到着しました。 この日は、林業局も 観光宣伝用の写真を撮るらしく、カメラマンやモデルの女性達も 同行しています。 折り返しに向けて、機関車を付け替えている合間に 「ハイ!ポーズ」 となりました。 |
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⑫ 帰りの編成を仕立て終わったところで、長春嶺の構内を走り抜けてもらいました。 | ||
⑬ 上の写真の続きです。 線路の向かい側から撮りました。 |
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⑭ 長春嶺構内での撮影も 一段落したところです。 間もなく 発車時間ということで、職員達は 機関車の準備に余念がありません。 |
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⑮ 列車は 13時50分頃に、長春嶺駅を後にしました。 長春嶺の少し西側に 橋梁があり、まず初めは ここで撮影することになりました。 林業局のカメラマンも、ここで盛んにシャッターを押しておられました。 |
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⑯ こちらは、橋梁の先にある 道路との並走区間です。 色々な場所から 蒸気が噴き出て、機関車の姿を隠してしまう程でした。 14時半頃に撮りました。 |
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⑰ 長春嶺から 興隆鎮にかけては 40mの標高差があり、運材列車にとっては 厳しい上り勾配となります。 このため、この辺りから Ωループにかけては、築堤が続く区間となっています。 まだ 14時50分ですが、随分 日が傾いてきました。 |
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⑱ 上の写真の続きです。 この後も、場所を変えながら 周辺で撮影を続け、薄暗くなった Ωループを後にしたのは 16時頃でした。 |
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⑲ 翌朝は 6時40分に、興隆鎮のレールバス乗り場を再訪しました。 発車を待つ 小型レールバスの車内では、既に 数人の乗客の姿が見えます。 |
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⑳ この日は、前日も訪れた 龍家停車場 の少し先で、小型レールバスの通過を 待ち構えることにしました。 7時50分頃 に 朝日を受けながら 近づいてくるのが 見えてきました。 その後は 興隆鎮駅へ送ってもらい、列車で 次の目的地 綏棱 へ向かいます。 |