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駐新地方鉄路
Zhuxin Provincial Railway
2013.5.4-5.前編
レポート :  【 2012.11 】  【 2013.5.前篇 】　【 2013.5.後編 】
         
   
'13年の労働節休暇 明けに、駐馬店市の 駐新地方鉄路を 2日間の日程で 再訪することになりました。

前年の11月以来 2回目の訪問になりますが、前回 足を伸ばせなかった 老君廟- 郭楼郷 間 を 訪れてみたい と 考えていたからです。

武漢で前泊した後、開通したばかりの高速鉄道を利用して 駐馬店西駅 に行き、鄭州から南へ下って来た ガイドさん（楊江龍氏）と 駅前で待ち合わせ、現地入りしました。
 		    

 
 
  タクシーに乗って、手始めに 老君廟駅を訪れたところ、居合わせた職員から  「間もなく 郭楼郷からの 空車列車が 戻ってくる頃だよ」 と 教えられました。

そこで、近くにある 宿鴨湖ダムの放水路に架かる 橋梁付近で 列車の通過を 待つことにしました。

11時10分頃、長い編成の列車が ゆっくりとしたスピードで やって来ました（002号機）。
     
  11時半頃、空車列車の後を追って 老君廟駅へ 戻ってきました（002号機）。

乗務員たちは、既に昼飯を食べに出かけてしまったらしく、駅の構内には人影がありません。

私達も、近くの食堂で 昼食を取ることにします。
     
  昼過ぎに 老君廟駅へ 戻ってみると、間もなく 独山方面から 石灰石列車が やって来る ことがわかりました。

そこで 近くの高速道路の築堤に登って、列車の接近を待つことにしました（004号機）。
     

 		   到着した石灰石列車は、機関車を反対側に付け替えたあと 郭楼郷に 向かう模様です。

そこで、この列車を タクシーで追いかけつつ 郭楼郷まで 行ってみることに します。

まずは、放水路の築堤を登ってくるところを狙ってみました（004号機）。

老君廟から先は、片運転台の機関車なので 運転席が 後側 になってしまいます。

このため、走行中は、乗務員が 身を乗り出して 前方を確かめなければなりません。
  続いて、汝南の先の踏切で撮りました（004号機）。

ここでも、別の乗務員が 大きく身を乗り出して、安全を確認しています。
     
  石灰石列車の到着を、終点の郭楼郷にて 待ち受けました（004号機）。

線路の周りは、先に 降ろされた 石灰石で 埋まっています。

 
     
  貨車の入れ替えが始まりました（004号機）。
     
  上の写真の続きです（004号機）。
     
  郭楼郷から 老君廟へと戻る 空車列車に乗せてもらえることになり、貨車に乗り込みました。

すぐ隣では、今しがた 到着した貨車から 石灰石を降ろす作業が始まっています。

暫らく待った後、4時半に 列車は 動きだしました。
 
     
  沿線では、近所の子供達が 列車の通過を 見守っていました（004号機）。
     
  30分も経つと、列車は 林の中を走り始めました（004号機）。
     
  5時40分、汝南の街を通り過ぎた街はずれで 道路を横断しました（004号機）。

手旗やロープを用いて 踏切の安全確保に努める 職員達の姿が 印象的でした。

ところが、この日から わずか2ケ月あまり後に、この踏切で バスの乗客3名が亡くなる 交通事故が発生し、この 004号機 も 脱線転覆して大破してしまいました。

しかも、その事故を契機に、この鉄道は 運行を停止してしまいます。


 
     
  宿鴨湖ダムの放水路まで戻ってきました（004号機）。

本日最初の写真は、奥に見える堤防の木立ちの隙間から 撮ったものでした。

この橋梁を渡ると、老君廟駅 までは あと 5分程で到着です。

夕方 6時 に下車した後は、駐馬店の ホテルに 向かうことにしました。

明日は、前回も訪れた 独山の引込線を 目指す つもりです。