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洛玻砿産
Luoyang Silica Mine
2010.4.9
レポート :  【 2010.4 】
         
   
北京西駅からの夜行列車で 洛陽駅に降り立ったのは、朝8時のことでした。

出迎えてくれた 地元のガイドさん(徐 氏)と朝食を済ませた後、彼の運転で、洛陽市郊外(鉄門鎮) にある 洛玻砿産の工場へと向かいました。 

当時は、Google の 衛星写真でも、この辺りは 画像が不鮮明で、砿山の位置 や 沿線の様子などが わからないなかで、不安を抱えての 訪問でした。
  
   

 
 
  朝の洛陽駅です。

この季節、洛陽では恒例の ボタン祭り が開催されていて、夜行列車からも 大勢の観光客が下車しました。
     
 

 
鉄門鎮に向かう国道(G310)が工事中のため、う回しながら、ようやく 現地に辿り着いたのは、10時半頃のことでした。

国道の踏切から、線路伝いに歩いて、工場を訪問しようとしたところ、良いタイミングで 空車列車が 出てきました。

推進運転なので、先頭の無蓋車には、安全確認のため 赤旗を持った職員が乗っています。
     
  続きです。
     
  最後部には、JMY380SQ1型という銘板を付けた ディーゼル機関車の姿がありました。

これから 砿山に行くのだと思われます。
     
  次は、砿石列車が 砿山から下って来るシーンを撮ろうと考え、線路沿いに 車で走ってもらいました。

並走する 国道(G301)と 高速道路(G30) の間に、見晴らしのきく 大カーブがありましたので、しばらく 待って撮ったのが、この写真です。

やってきたのは、先ほどの編成ではなく、別のディーゼル機関車が牽引する列車でした。
     
  この機関車は、先ほどのものと同タイプですが 塗色が異なっています。

助手席の職員が、とても珍しそうにこちらを見ていたのが印象的でした。

なお、未舗装の並行道路は、このあたりから凸凹がひどくなり、これ以上は乗用車では進入することができなくなりました。

仕方なく、先ほどの列車を追って、工場に行ってみることにしました。
     
  工場に車で戻る途中で、後続の砿石列車に追い越されてしまいました。

工場に着くと、我々を追い越した列車が 砿石を降ろす作業を しているところでした。

ようやく 2本の編成が、続行運転で運用されていることがわかってきましたが、ここまで撮ったところで、撤収しなければならない時間となりました(陽の河南省建材廠に向かう予定になっていたのです)。

*その後、この地域の Google の 衛星写真 が 鮮明になると、砿山の位置や 終点周辺の連続するカーブの様子 も判ってきました。このため 2年後(2012年4月)に再訪したのですが、残念なことに 2ケ月前に 運行を終了してしまった後でした。
運行停止情報