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大連塩化集団 金城分公司 Dalian Saltworks / Jincheng Branch 2012.8.10 |
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金城分公司を 初めて訪れたのは、2011年の年末のことですが、その時は シーズンオフ ということで 列車は全く走っていませんでした。 職員達からは「3-10月頃に 来る方が良いよ!」と言われましたので、2012年8月10日に訪問しました。 8月初めに襲来した台風によって、塩田に大きな被害が発生していたものの、隣の五島分公司ほどのダメージではなかったらしく、塩の輸送を再開し始めたところでした。 真夏の日本から、避暑のつもりで出掛けたのですが、天候に恵まれたせいもあって、思いの他 暑かった という印象が残っています。 |
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隣の五島分公司で、早朝の写真を撮ったあと、タクシーで金城にやって来ました。 朝9時半頃、まず始めに車庫を訪れてみたところ、職員から、列車が間もなく戻って来ると聞かされました。 近くに、お薦めの撮影ポイントがないか尋ねてみると、国鉄線がオーバークロスしている この地点を紹介してくれました。 まもなくやって来たのは、推進運転で車庫へと向かう給水列車でした。 |
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築堤の反対側へと、去って行く給水列車を撮りました。 | ||
再び、車庫に戻ってみました。 庫外に小型のディーゼル機関車が何両も並んでいましたので、1両の車内を覗いてみました。 キャブオーバータイプに改造されており、運転席は左側にあります。 右側は、便乗者用のロングシートになっています。 |
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車庫に居合わせた職員に聞くと、機関車は7両保有していて、全て日本製 とのことでした(加藤製作所 製と思われます)。 大日本塩業の機関車を、改造しながら利用しているそうです。 どの機関車の車体にも、ナンバーが記されていないので、1両毎にどうやって見分けるのか実に不思議でした。 |
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再び、国鉄線の築堤に出向き、次の列車の接近を待ちます。 間もなく、車庫の方向から、小編成の貨物列車がやって来るのが見えました。 |
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貨物列車が、木造の橋を通って川を渡りました。 まるで庭園鉄道のような光景です。 |
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川沿いの側線に停車していた空車が 連結されると、塩田へ向かう長い編成ができあがりました。 | ||
新たに編成された列車は、遮断機が上がったままの踏切を、ゆっくりと通過して塩場へと向かって行きました。 この後、15時までは列車は走らないということなので、近くの食堂で 昼飯をゆっくり食べることができそうです。 |
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15時前に車庫へ戻ると、間もなく 塩を満載した列車が、帰って来ました。 | ||
次の列車が戻って来るまで、まだ時間がありそうです。 運輸駅の中ほどにある信号所の2階に昇らせてもらい、まず 塩の積降場のある北側を眺めました。 台風の影響で運休が続いたせいでしょうか 雑草が目立ちます。 |
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反対側を振り返ると、塩場から列車が戻って来るのが見えました。 | ||
列車が到着すると、機関車に便乗していた職員が降りてきました。 | ||
帰る途中で、化工会社(金城化工有限公司)の引込線の奥に 1両の機関車が停まっているのを見つけました。 赤錆びた車体に興味をそそられましたが、動く気配がありません。次の機会のお楽しみ ということになりました。 |