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台湾糖業 蒜頭糖廠
Taiwan Sugar / Suantou Sugar Factory
台湾 嘉義県 
六脚郷
 
レポート: 【 2024.12-準備中 】
     
   
     
  蒜頭糖廠の歴史は、旧 日本統治時代の1911年に設けられた 明治製糖 蒜頭製糖所 に遡ります。

その後は 周辺の生産地とともに発展し 台湾の三大糖廠のひとつ と言われていました。

しかし 1990年代に始まった産業構造の変化 および 2001年の台風被害を機に 生産を終了し、観光糖廠として 新たなスタートを切ることになりました

サトウキビの搬入や製品輸送を行なうため 周辺に 広く敷設されていた 762mm軌道も、生産終了に伴い  殆どが廃線になってしまいましたが、南靖線(蒜頭-水上 間)の一部区間 1.6km だけは 残されて 観光列車が運行されてきました。

そして 2022年になると、
運行区間が 高鉄嘉義駅まで延長され 嘉義高鉄線 と呼ばれるようになりました。

一方、
2015年に 糖廠の南側に 国立故宮博物院 南部院区 が 開設されたのに伴い、アクセス用の新線(故宮南院線)が敷設されることとなり、2023年に 現在の路線網(約 5km)が完成しました。

この完成に合わせて 電源車を含む新たな編成が 投入され、独DIEMA製 ディ-ゼル機関車によって 牽引されています。


・所 在 地 :  23.460471431973467, 120.32267210521994(嘉義高鉄線 高鉄嘉義駅)
 
 
 
*お断り:構内の線路配置の情報については 正確ではありません