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阿里山林業鉄路 阿里山本線
Alishan Forest Railway / Main Line
台湾 嘉義県・嘉義市
 
レポート: 【 準備中 】
     
   
     
  阿里山林業鉄路は、旧 日本統治時代に 敷設された 森林鉄道で、1908年に嘉義-竹崎 間、1912年に 竹崎-二万平 間、1914年に 二万平-沼平 間と延長を重ねて 本線区間が完成しました(軌間 762mm)

その後 沼平駅が阿里山駅と改称されていましたが、
運材終了や観光化が進むなかで 2007年に 新たな阿里山駅が 沼平駅の手前(旧 第四分道, 車庫の近く)に 設けられ 現在に至っています。

嘉義から阿里山駅までの標高差は 2,200m以上に達することから、独立山付近に 3重のスパイラルが、また 二万平-沼平 間に 4箇所のスイッチバックが設けられています(現在の路線延長は71.6km, 最急勾配は62.5‰)。

そして有名なシェイ式蒸気機関車については、1910年代に 18t機(2シリンダー 8両)と 28t機(3シリンダー 12両)が導入され、1980年代まで活躍していました。

なお 最近になって 4両の28t機が修復され、観光シーズン等に 運行されるようになりました(25,31号機が軽油燃焼機、21、26号機は石炭燃焼機)。

一方、旅客列車の運行には、ディーゼル機関車(28t機, 29t機)が活躍しています。


* 度重なる自然災害により 長期にわたって 不通区間(十字路-神木 間)が残されていましたが、2024年7月6日に 15年振りに 全線運行が再開されました。

阿里山林業鉄路では、観光用区間列車を運行する 神木-阿里山 間を "神木線" と称していますが、本サイトでは 阿里山本線の一部として扱っています。


・参考資料: 公式サイト

・所 在 地 : 23.47929890720619, 120.4411330381819(嘉義駅)
 
 
 
*お断り:構内の線路配置の情報については 正確ではありません