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江西盤古山钨業
Jianxi Pangushan Tungsten Mining
2020.1.8
レポート : 【 2018.10 】 【 2020.1 】
         
   
1年3ケ月振りに、盤古山钨業を訪れました。

前回は こちらに16時前に到着したものの 意外に 操業終了時刻が早くて、列車の走行シーンは 殆ど見ることができませんでした。

このため 今回は より早い時間帯に訪れることとし、高速鉄道の於都駅前で ガイドさんと待ち合せたあと、タクシー利用で 12時前に 現地入りしました。

なお、現地でのガイドは、厦門の 王紀明さん に お願いしています。  
 
   

 
  今回は まず最初に、本線軌道の中間地点である 石橋を 訪れました。

前回は 閑散としていましたが、今日は 職員で賑わっています。

砿石列車が 頻繁に走っていることを教えてもらえましたので、ここで 少し 待つことにしました。


 
     
  12時に、石橋を渡って 空車列車が やって来ました(3号機)。
     
  上の写真の続きです。

石橋を渡り終えた空車列車が、踏切を通過して行きます(3号機)。
 
     
  渡り線を辿って行くと、反対方向に向かう下り線とつながっていました。

12時半になると、砿石列車が 通過して行きました。

上下線の通過シーンを見届けたあとは、主選砿施設から伸びている 下部軌道の方へと 向かいます。
 
     
  この日は 訪れたタイミングが良かったのか、下部軌道でも、頻繁に列車が行き来していました。

写真は、主選砿施設の方に戻って行く 空車列車です。


 
     
  手前の谷を越えて、下部軌道の傍に近寄ってみました。

一昨年 見かけた緑色の機関車は引退したのか、牽引機は オレンジ色の新車に代わっていました。

2本の列車が 交互に 走っているようです。

 
     
  下部軌道は 途中まで複線ですが、 奥の方が 単線になっていることがわかりました。

写真は、手前の方の複線区間で撮った ズリ捨て列車です。

推進運転で 奥の方に進んで行きます。
     
  単線区間では、再び崖際を走ります。
     
  この日、下部軌道のトロッコは 砿石ではなく ズリばかりを運んでいるようでした。

どの列車も、副選砿施設の前を通過して、奥にあるズリ捨て場へ 直行して行きました。

ズリ捨て場では、大勢の女性スタッフが トロッコの到着を待ち受けます。
     
  終点のズリ捨て場は、橋桁のような造りです。

ナベトロに積まれたズリは、1両分ずつ 順番に ここで投げ落とされます。

流れ落ちるズリは、下で待ち構える女性達 を 押し流すほどの勢いです。

このような印象的な ズリ捨てシーンを見ることができたのは 初めてでした。
     
  ズリ捨て作業を終えると、機関車は 空になったトロッコを曳いて 引き返し始めます。
     
  主選砿施設の方へと 走り去る 空車列車です。
     
  戻りの 空車列車を 主選砿施設の傍で撮ってから、盤古山を後にしました。