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大連塩化集団 金城分公司
Dalian Saltworks / Jincheng Branch
2019.11.3-4
レポート : 【 2012.8 】  【 2013.8 】  【 2014.5 】  【 2017.10 】 【 2019.11 】
         
   
2年振りに 金城分公司を訪れることになり、先輩の KK さんと 大連空港で待ち合せ、翌朝 普湾駅から タクシーで現地に向かいました。

当初は 半日程度 の滞在予定でしたが、午後に訪れた五島分公司の第5塩場線の運行本数が少なかったことから(第5塩場線工事の影響)、翌朝 も 金城分公司に立ち寄ることになりました。

幸いなことに この変更が功を奏し、短時間のうちに 第2塩場線および第3塩場線で 様々な列車の走行シーンを見ることができました。

一方、第4塩場線は 永い間 運行されていない様子で、このまま 廃線になってしまわないかと 気懸りです。

なお 今回も、瀋陽の 李卓珣 氏に 案内していただきました。
 
   

 
  金城のヤードに到着したのは、朝8時頃でした。

最初に 信号所跡の2階に上ってみたところ、05号機の曳く列車が 塩を積んで戻ってくるところに 間に合いました。

 
     
  右手を見ると、庫内には 初めて見る ナベトロの編成が停車していました(04号機)。

小型の機関車と比べても、その小ささは際立っており、とても 印象的でした。

このような列車の走るシーンは、ぜひとも見てみたいと思いましたが、あいにく その機会には恵まれませんでした。



*画面を横切る電線が邪魔でしたので、画像を修正しています。
     
  9時半になると、次の列車が 塩を載せて戻ってきました(03号機)。

立体交差する国鉄線の廃線跡から 撮りました。
     
  その後は、第2塩場線、第3塩場線を 順に車で回ってみました。

その後、第2塩場線、第3塩場線を 車で 回ってみました。

トロッコへの塩の積載作業が 所々で行なわれていましたが、機関車の姿は 見当たりませんでした。

塩を積み込んだばかりのトロッコからは、海水が滴り落ちていました。
     
  ようやく 構内から 空車列車が出てきたのは、11時半 位でした(03号機)。

踏切付近で この写真を撮ったあと、私達は 五島方面へと向かいました。

 
     
  翌4日は、朝8時過ぎに金城分公司に戻ってきました。

この日の滞在時間は、わずか 2時間ほどなので、列車を撮り逃すことのないよう 第2塩場線の分岐点で待機することにしました。

9時頃になって、ようやく 空車列車が姿を現しました(06号機)。

機関車から飛び降りた助手がポイントを操作すると、第2塩場線へ入って行きました。
     
  空車列車の後を追うように、03号機の曳く資材運搬列車が 目の前を 通過しました。

この列車は、第3塩場方向へ直進して行きました。

このような編成は、初めて目にするものでした。

 
     
  KK さんと相談し、先の空車列車を追いかけて 第2塩場線へ行ってみることにしました。

第2塩場線では、途中 保線作業列車が停車して、周りでは スタッフが作業を行なっていました (10号機)。

このブルートレインのような編成も、初めて見るものでした(塗り替えたのかな?)。


 
     
  9時過ぎに 第2塩場に到着してみると、06号機は 塩を積載中の編成と連結済で、先ほど 運び込まれた空車は 既に切り離された後でした。

そろそろ 発車準備が整うようです。
     
  9時25分になると、先ほど見かけた保線作業列車が第2塩場にやってきて、側線に入りました。

塩の積載が終り 戻って行く列車を、待避するためでした(左06号機 右10号機)。
     
  その後は、第2塩場線の分岐点に戻って、再び 次の列車を待つことになりました。

9時40分になると、今度は 第3塩場線から戻って来る列車が 見えてきました。

分岐点西側で撮ったのが こちらです(08号機)。
 
     
  更に この列車を追いかけて、国鉄廃線跡の近くまで移動してみました。

列車が通り過ぎたのは、9時45分のことでした(08号機)。
     
  10時前に、三たび 第2塩場線分岐点に戻ったところ、保線作業列車が 引き揚げて行くところに 出会うことができました(10号機)。
     
  保線作業列車を追いかけて、再び 国鉄廃線跡へと戻ってみました。

10時8分に 工事列車が通過していきました(10号機)。

なお、右手に建つ 通洞信号所は(2年前には 2階に上がらせてもらったのですが)廃止され、中には入れなくなっていました。
     
  10時9分、保線作業列車のすぐ後を 資材輸送列車が 推進運転で追いかけて行きました(03号機)。

後ろ側からのカットを掲載します。
     
  上の写真の続きです。

金城に向けて 2本の列車が、仲良く?走り去って行きました(手前10号機、奥03号機)。

正味 1時間余りの 慌ただしかった撮影も、ここで時間切れを迎え、この後は 大連空港へ直行することになりました。