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遼寧南票煤電 三家子砿
  Nanpiao Coal & Electricity Power / Sanjiazi Coal Mine
  2014.11.4
レポート :  【 2010.9 】  【 2013.8 】  【 2013.9 】 【 2014.11 】
         
   
三家子砿を訪れるのは、早いもので 今日で4回目になります。

今回も 阜新の谷満春さんの車に乗せてもらっての訪問ですが、これまでの経験から、ズリ捨て列車は 朝のうちに走るケースが多いので、8時半に到着できるように計画を組みました。

なお 周辺の炭砿で 休山や閉山が相次いでいるため、果たして 今なお操業しているのか 気掛かりでした。

現地入りして いつも通りの光景に出会えた時は、ホッとしたことを覚えています。
 
   

 
 
  9時前になると、資材置き場に 整備スタッフが姿を現しました。

電気機関車を、棹先の集電で 動かし始めました(5号機)。
     
  間もなく 運転士も出てきて、機関車と空トロッコの編成を連結させました(5号機)。
     
  この運転士も、棹先を派手にスパークさせながら、バックでゆっくりと動かして行きます(5号機)。

構内で徐行する際は、誰の運転すであっても 操作方法は 同じみたいです。
     
  別のスタッフが 集電作業を替わってくれたため、運転士は 運転席に座れました(5号機)。
     
  資材置き場を出ると、機関車 自ら 集電を始めました(5号機)。

他4のスタッフ達も 機関車の車体に座り込むと、坑口の方へ 移動して行きました。
     
  9時半になると、前後にトロッコを繋いだバッテリー機関車が 資材置き場にやってきました(2号機)。

前に繋いだ2両は空のトロッコで、この後 資材置き場の中で 切り離しました。

後ろのトロッコには ズリが積まれており、これから ボタ山へ向かうことがわかりました。
 
     
  併用軌道 区間で 暫く待っていると、先ほどのズリ捨て列車が 姿を現しました(2号機)。
     
  上の写真の続きです(2号機)。

5両のズリトロッコを繋いで、颯爽と進んでいきます。
     
  ボタ山の麓に到着しました。

トロッコを切り離した機関車は チップラー小屋の横にある側線に入って行きました(2号機)。

一方、到着を待っていたスタッフ達は、チップラー小屋の方へ向かいます。
     
  機関車から降りた運転士も 、小屋の中に入りました(2号機)。

後ろには、ボタ山のインクラインが見えています。
 
     
  上の写真の続きです(2号機)。

チップラー小屋の反対側に回ってみました。

小屋の手前の方では、先ほど切り離されたズリトロッコを スタッフ達が押し始めました。
     
  そして チップラー小屋の中では トロッコのズリを降ろす作業が始まりました。

わずか5両分のズリなので、作業はすぐに終わりそうです。
     
  戻りの空車列車は、背景にボタ山を入れて 撮りたくて、少し引き返すことにしました(2号機)。

これまで 空振りや悪天候のせいで なかなかチャンスが無かったのですが、ようやく 念願が叶いました。
     
  戻りの空車列車は、機関車とトロッコ編成の間をワイヤロープで繋いでいました(2号機)。

これは 終点の留置線に空トロッコを停め置く際に、機関車とは別の線に入れるための工夫でした(2013年に学習済)。

 
     
  列車の後を追って資材置き場へ戻って行くと、留置線へ空トロッコを停めて単機で帰ってきた機関車と 鉢合わせになりました(2号機)。

 
 
       
  上の写真の続きです(2号機)。

こちらの炭砿も 2017年に閉山となってしまいましたので、この写真が最後の1枚になってしまいました。