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伊春北方水泥
Ichun Beifang Cement
2019.5.3
レポート : 【 2015.9 】 【 2019.5 】
         
   
前夜、長春で待ち合せたKYさんと 夜行列車に乗車し、浩良河駅に降り立ったのは 早朝でした。

4年前に こちらを訪問した際は、セメント工場が 操業休止中で 職員輸送列車が撮影できただけでしたが、その職員輸送も 既に バスに切り替えられ なくなってしまいました。

一方、肝心のセメント工場の方は、その後も 休業・操業を繰り返していましたが、「4月中旬に操業を再開し、石灰石列車も走り出した」 との知らせがあり、今回の訪問となりました。

今回のガイドと通訳は、前回同様 瀋陽の李卓珣さんにお願いすることとし、情報源である 顔なじみのタクシーをチャーターしての現地入り です。
  
   

 
 
  最初に、ほぼ中間にある 柳樹駅 を訪れ、空車列車の通過を待つことにしました。

8時20分に、1号機の曳く空車列車が姿を現しました。

 
     
  上の写真の続きです。

各駅には、常駐の職員が居て、線路脇で 列車通過を見守ります(1号機)。

職員の話では、この日は 上り・下りともに 2本の列車が 続行で走る模様です(日によっては 3本の時もあるらしい)。

彼女の言葉どおり、まもなく 後続の空車列車も通過して行きました。
     
  続いて、更に 先にある 青井駅を訪れました。

9時半になると、1号機が石灰石列車を曳いて戻ってきました。

駅職員へ用事があったのか、私達の目の前で 停車してくれました。
     
  青井駅のすぐ近くには橋梁があり、後続の石灰石列車は ここで待ち構えることにしました。

9時55分に、その列車が通過しました。
     
  その後、砿山駅を訪れました。

11時すぎに 空車列車が到着し、機回しが終わると、石灰石の積込作業が始まりました。

辺り一面、凄まじい粉塵に包まれています。

なお、この機関車の車番は不明ですが、2010年製の 60t クラスの機関車でした(江蘇今創車輛 製)。
     
  上の写真の続きです。

浩水砿山は 右手奥の方にあり、ホッパーとはベルトコンベアで繋がっています。

石灰石を積み終えた列車は、まもなく 発車して行きました。

私達も、近くの村の食堂で 昼食を済ませることとし、砿山駅を後にしました。
     
  13時前に 砿山駅に戻ってみると、構内には 石灰石を積み終えた 別の列車が出発を待っているところでした。

どうやら 後続の空車列車にトラブルが発生し、到着が遅れているそうです。

職員達は、退屈そうに 雑談をしています。

こちらの機関車の車番も不明ですが、1993年製の 40t クラスの機関車でした(常州工砿電機車廠 製)。
 
     
  柳樹駅と青井駅の ちょうど中間には 大きなカーブがあるため、訪れてみました。

13時30分に、空車列車がやってきました。
     
  13時50分 には、石灰石列車が通過して行きました(1号機)。
     
  この後は、柳樹駅と隧道駅の間の 築堤区間で撮ることにしました。

14時15分に、石灰石列車が通過して行きました(1号機)。
     
  1号機が 空車列車を曳いて戻ってきたのは、ほぼ1時間後のことでした。
     
  最後に、隧道駅の北側にある橋梁付近で、石灰石列車の通過を待つことにしました。

16時40分、ようやく現れた石灰石列車が 橋梁を通過して行きました。