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渝新能源 紅岩煤砿
Yuxin Energy / Hongyan Coal Mine
2017.9.16
レポート : 【 2017.9 】
         
   
今回の旅行では、重慶市綦江区に残る 炭砿を 幾つか訪れてみたいと考え、前日のうちに 万盛の街に入りました。

しかし 訪れてみると 既に閉山になってしまった所も多く、少し気落ちしながら 翌日 最後に訪れたのが、ここ 紅岩煤砿でした。

施設内には入れてもらえなかったものの、操業中の炭砿ならでは の活気が外にも伝わってきて、安堵したのを覚えています。

なお 現地の案内は、重慶のガイドさん(厳 紹寒氏)にお願いしています。
 
   
 
  この炭砿の坑口は、管理棟のビルと一体化して造られており、とてもユニークです。

坑口が見渡せる踏切で待っていると、14時半に 多くのトロッコを曳いた石炭列車が 姿を現しました。

牽引しているのは、両運転台タイプの大型のバッテリー期間車です(8号機)。
     
  続いて、もう1編成の列車が 坑口から出てきました(6号機)。

先ほどの列車と異なり、こちらのトロッコは わずか 3両でしたが、最後部には職員の姿がありました。

カーブを曲ると、施設の中へと去って行きました。
     
  10分位待っていると、ヘッドライトを点灯したバッテリー機関車が 近づいてきました(3号機)。
     
  機関車は カーブを曲がると、 「紅岩平硐」 と書かれている坑口の中へ入って行きました(3号機)。
     
 
更に 5分もしないうちに、空車列車の長い編成が やってきました。

曳いていたのは、先ほど見かけた 6号機 です。
     
  カーブを通過する 6号機 です。

積まれたバッテリーには 異なる番号(2番)が書かれています。
 
     
  先ほどから 坑口を出た石炭列車が 行き来していたのは、400mほど離れた場所にある この積替施設でした。

附近は立入禁止でしたので、フェンスの隙間から撮りました。

石炭は 地下のベルトコンベアを介して、裏手にある選炭施設に運び込んでいるようです(詳細は不明)。