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湘永砿業 安陵煤砿 Xiangyong Mining / Anling Coal Mine 2016.11.25 |
レポート : 【 2016.11 】 |
Google の衛星写真には、郴州市の永興県の山中に 詳細の良くわからない 複数の 炭砿軌道が 写っていて 以前から 気になっていました。 現状(存続の可否ないし詳細)を 知りたかったのですが、炭砿名さえ定かでない状態では 問い合せることもできず 永らく放置していました。 今回、近くにある 馬田砿業を訪問する前日に 時間を少し作ることができましたので、タクシーで 回ってみることにしました。 なお、ガイドは 長沙のガイド 伍佳さんに案内をお願いしました。 |
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永興の街から タクシーにて、目指す炭鉱の入口へと やってきました。 村人の話から、こちらの炭砿は 今でも 操業しているということが わかりました。 早速 中へと入ってみます。 |
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構内には ズリをわずかに積んだトロッコが 数両並んでいますが、活気は ありません。 | ||
ズリ捨て線の先には ボタ山に向かうインクラインがありました。 続いて、人影の見えた 坑口の方へと向かいます。 |
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坑口(斜坑)へとつながる 機回し線には、コンクリート造りの上屋が 設けられています。 この日のように、雨模様での作業は 大助かりでしょう。 上屋のなかには、空車列車が 停まっていました。 |
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これから 坑内へ搬入する 空のトロッコを、女性職員達が 清掃しているところでした。 | ||
機回しを終えた機関車は、空車を押して 坑口の方に向かいます。 活躍中の電気機関車は、運転室の天井も高く 居住性も良さそうです(改造機?)。 |
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トロッコの後押し作業が一段落すると、再び 単機で走り始めました。 坑内用?の 小型バッテリー機関車の姿もあります。 |
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この辺り、道路に沿って 廃屋のような建物が並んでいて 味わいがあります。 機関車は、暫くすると 側線に停まっていた 別の貨車を牽いて戻って来ました。 荷物は、構内に運び込む 資材のようです。 |
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やがて、電気機関車の動きが 止まってしまいました。 下車した 運転手に聞くと、この日の石炭の出炭はなく、機関車の運転も これで終わりだそうです。 この後、石炭の積出を行なっている 選炭施設の方へ行ってみることにします。 構内を先に進むと、様々な車両の姿が並んでいました。 |
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その先、このような線路が 200-300m ほど続きます。 石炭列車が走るところを 見てみたいものです。 |
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終点には、大きなチップラー小屋がありました。 崖下にある選炭施設を経て、石炭は トラックで運び出されていくそうです。 一方 私達の方は、タクシーで永興の街まで戻り、馬田行きのバスに乗ることができました。 |