訪問リスト >> 広旺能源 代池坝煤砿 >> 2016.5

広旺能源 代池坝煤砿
Daichiba Coal Mine
2016.5.29
レポート :  【 2016.5 】 【 2017.3 】
         
   
広旺能源 傘下の炭砿巡りの 3ケ所目は、代池坝煤砿です。 

こちらの軌道は、地上部で 線路が繋がっているものの 途中にある 斜砿を境に、南北で 列車の運用が分かれているため、最も奥(北側)にある坑口 を はじめに 訪れることにしました。

なお、案内は 引き続き 成都の張輝さんに お願いしました。
 
   

 
 
  ガイドさんによる事前の問い合わせで 「朝の8時すぎに、坑口から 人車列車が出てくるらしい」 という情報を教わっていましたので、早めに訪れて 待ち構えることにしました。

なお、奥に見える建物は、かつての職員住宅だそうです。

近年、斜口付近での出炭作業がメインになり 人員配置が見直された結果、宿舎としては使用されていないそうです。

やがて、時間どおりに、バッテリー機関車が牽引する人車列車が 姿を現しました(4号機)。
     
  道路に沿って走る人車列車を 車で追いかけました(4号機)。

非電化区間があるものの その区間はわずかで、途中から 架線の下を走ります。
     
  斜坑や事務所のあるエリアに 到着しました(4号機)。

人車列車は、ここが終点です。

8両編成の人車から 下車した職員は 一人だけでしたので、少し拍子抜けしました。

それにしても、坑内の建築限界の関係からか、機関車の屋根の形がユニークです。
     
  ヤードには、多くの車両が並んでいます(3号機 他)。
     
  吉林長城機械 製のディーゼル機関車も、3両 停まっていました。

足周りに雑草が繁茂しているため、職員に尋ねたのですが、近年は 殆ど 使われていないそうです。
 
     
  許可を得て、斜坑の入口付近まで 入らせてもらいました。
     
  石炭輸送には、 電気機関車が活躍しています(10号機)。

そろそろ、発車準備が整ったようです。
     
  発車した石炭列車は、南側に少し進んだところで、立派な石造橋梁を渡ります。

9時40分に、10号機の牽く 先程の石炭列車が通過して行きました。

橋梁の先には、長いトンネルが控えています。
     
  車で少し南側へ移動してから、線路沿いに 北に向かって 歩いてみました。

10時頃、空車列車を牽いた 10号機が 戻って来ました。
     
  10時20分頃、今度は 4号機の牽く石炭列車が下って来ました。
     
  その後は なかなか列車の通過がありませんでした。

車に戻ろうと 線路を歩き始めたところ、11時40分頃になって、10号機の牽く石炭列車が 通過して行きました。

この日は、昼過ぎに 旺蒼の街に 戻らなくてはならいので、ここまでで 撤収することにしました。