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広旺能源 趙家坝煤砿
Zhaojiaba Coal Mine
2016.5.28
レポート :  【 2016.5 】 【 2017.3 】 
         
   
広旺能源 傘下の炭砿巡り の2ケ所目は、趙家坝煤砿です。

こちらへは 前年の年末にも訪れたのですが、年末・年始は休業しており、人気がなく 石炭列車が 走ることはありませんでした。

今回は、朝のうち 近くの唐家河煤砿を訪問し、早めの昼食を済ませてから、タクシーで やって来ました。

なお、案内は 引き続き 成都の旅行社の張輝さんに お願いしました。
 
   

 
  最初に、北側にある 炭砿施設を訪れました。

坑口周辺には、炭砿の事務所や炭砿住宅などが密集していて 趙家坝煤砿の中心であることがうかがえます。

写真左手奥に 坑口があり、ヤードでは 電気機関車を使用して 石炭列車の編成作業が行われています(09-8号機)。
 
     
  こちらの炭砿では、女性運転士の姿も見られますが、ポイント作業など 1人でこなさなければならない業務が多くて 重労働のようです(09-8号機)。

運転中の女性は 着任して3ケ月経ったところだそうですが、「おかけで ○ kg ほど 痩せちゃったワ」 と こぼしていました。
 
     
  構内には、物々しい爆発物専用貨車や人車が 並んでいます。
     
  ヤードの南端には、選炭・積替施設 方面へと続くトンネルが 口を開けています。

空車列車が トンネルを抜け出てくると、ご覧のように 遮断機を上げて 列車を進入させる 決まりがあるようです(09-3号機)。
 
     
  車で、トンネルの反対側(南側)へと 行ってみました。

民家の庭先を、空車列車が通過していくところです(09-2号機)。
     
  この軌道のほぼ中間点には、 ズリ捨て線の分岐点があり、行ってみることにしました。

ここには 側線も設けられ、交換設備としても使っているようです。

停車中のズリ捨て列車の横を、石炭列車が 追い追い抜いていきました(左 3号機、右 09-3号機)。
     
  上の写真の続きです(3号機)。

通貨列車の最後部には、職員が 乗っています。
 
     
  続いて 空車列車がやって来ました(09-2号機)。

なお、ここの施設には 2人の女性職員が 住込みで 常駐しています。

このため、ご覧のように 生活感に溢れています。
 
     
  車に戻って 更に南下し、積替施設・選炭施設の近くまでやって来たのは 15時頃でした。

線路際までゆくと、折よく 石炭列車が 下って来るところでした(09-2号機)。
     
  終点が 近いこの辺りになると、沿線には 田畑が 多く見受けられるように なってきました。

単機の電気機関車が 通過して行きました(09-3号機)。

 
     
  線路脇には、ところどころ 農家も 建っています。

16時過ぎになると、空車列車が折り返して行きました(09-2号機)。


 
     
  上の写真の農家の軒先で、1時間ほど待っていると、石炭列車の姿が 見えて来ました(09-2号機)。
     
  その後は、石炭列車を追って 終点へと 歩いて行きました。

すると ヤードでは、既に 次の空車列車の編成作業が行われているところでした(09-2号機)。

この奥には、 選炭・積替施設がありますが、職員から この先へは入らないように と 釘を刺されてしまいました。
     
  空車列車の発車準備は整いましたが、18時を回ると 職員の交代時間 となりました(09-2号機)。

一向に 次の運転士は現れず、列車は 走りそうにありません。

遂に、私達も あきらめて 引き揚げました。
 
     
  最後の2枚は、前年末(2015.12.28)に訪問した際に撮った 選炭・積替施設 付近での写真です。

この日は 休業中で 職員も不在でしたので、立入禁止とは 気づかず 進入し 撮影しました。

跨線橋からは、停まっている機関車やトロッコが 見下ろせました(09-1号機、09-3号機)。
 
     
  終点で 線路は左右に分かれていますが、チップラーにつながっています。

そして 崖下には、国鉄線 普斉駅 に接して 選炭・積替施設が あります。