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豊華煤業 Fenghua Coal Mining 2016.3.13 |
レポート : 【 2016.3 】 |
2016年3月に 湖南省(娄底市近郊)の炭砿ナローゲージを訪れる計画を立て、最初に訪れたのは ここから 5km 程 離れたところにある 斗笠山砿業 という炭砿で、最寄りの高速鉄道駅から タクシーで現地に赴きました。 旅行社(柳曙光様)による事前調査の結果から、閉山と廃線を ある程度 覚悟していたため、運休リスクの高い 日曜日の訪問先として選んだのですが、実際に荒れ果てた軌道を 目の当たりにすると、さすがに 落胆の色が 隠せませんでした。 ところが、私のことを 気の毒に思ったのか タクシー運転手が 「すぐ近くにも 別の炭砿があって 電気機関車も走っているから、帰りに案内してあげようか?」 と 助け舟を出してくれ、立寄ったのが この炭砿です。 Google の衛星写真を 事前にチェックした際にも 見落としていた 小さな炭砿でしたが、訪れてみると 幸いにも 日曜日でも操業しており、撮影も させてもらうことができました。 |
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踏切を渡ったところに、炭砿の入口がありました。 |
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構内を 奥に進んでいくと、坑口(斜坑)がありました。 周りには、空のトロッコや 木材を積んだトロッコが並んでいます。 |
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機関車は一体どこに?と 見回すと、積出施設の大屋根の下 辺りを 行ったり来たりしているのが 見えました(2号機)。 3t位の 小型の電気機関車です。 |
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機関車の姿を追って、積出施設へ出向いてみました。 坑外用の電気機関車は 2台あり、そのうち1台は小回りの利く車体を生かして、トロッコの出し入れを行なうために 元気に走り回っていました(2号機)。 |
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もう1台の機関車は、東側にある資材置場の脇に 停車していました(1号機)。 | ||
機関車が移動して、静かになった 積出施設の様子です。 奥行は狭いながら、大屋根の下に チップラーが 5台ほど並ぶ 珍しい構造です。 |
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資材置場を訪れてみると、坑木を積んだトロッコを、機関車が 押している ところでした(2号機)。 | |
大屋根の下に入ったところで、列車は止まってしまいました(2号機)。 右側には、僚機も停車しています(1号機)。 既に 午後5時を回っており、斜砿から 坑内に搬入するのは 翌日になるそうです。 その後も しばらく待ってみたものの、動きがないため、5kmほど離れた 宿泊地(漣源)へと移動します。 |