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牛馬司砿業 Niumasi Mining 2016.3.17.前編 |
レポート : 【 2016.3.前編 】 【 2016.3.後編 】 【 2018.3.前編 】 【 2018.3.後編 】 |
Google Earth で この辺りを眺めていたところ、小さなオレンジ色の電気機関車の写真が 載っているのに 気が付き、旅行社を通して情報を仕入れたうえで 訪れてみました。 邵陽の中心部には 長沙からの高速鉄道も乗り入れているのですが、今回は 新化から バスで南下して 前泊しました。 翌朝、牛馬司鎮には タクシーで向かいましたが、着いてみると 結構 賑やかな街で 邵陽との間にバスも走っているのを知り 若干 拍子抜けしました。 なお、今回の案内は 前日に引き続き 杭州の旅行社(柳曙光さん)にお願いしました。 |
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朝9時過ぎに到着し、まず 国鉄線に隣接する 炭砿の中心部 と思われる場所に 向かいました。 こちらには、2工区 と呼ばれる炭砿や 選炭・積替施設があり、構内には、大屋根に覆われた ヤードがあります。 少しづつ形状の異なる電気機関車が、何台も並んで 停車しています(9号機、1号機、8号機 他)。 |
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炭砿から 外に出て 軌道に沿って 暫く進んで行くと、2つの方向に 分岐していきます。 ヤードで出会った職員によると、石炭列車が 頻繁に運行されているのは、ここから 奥(北方向)へ向かう線 で、 4工区 と呼ばれる もう1つの炭砿との間を 結んでいるそうです。 一方、左手(西方向)に向かう線 は、市街地を通り抜けた先にある ボタ山との間を結んでいて、ズリ捨て列車の運行があるそうです。 午前中に ズリ捨て列車が 走ることは 滅多にないらしく、先に 4工区 に向かって歩いてみることにします。 |
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4工区方面に向け 少し歩き始めたところ、立往生している 石炭列車に出くわしました。 ここまで 列車を牽引してきた 機関車(2号機)に 何らかのトラブルが発生し、動けなくなった模様です。 |
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このまま 運休になるのかな?と、心配していたところ、間もなく ヤードの方から 応援の 機関車が 駆けつけてきました。 6号機です。 |
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やがて 2両の機関車の連結作業が行われ、電気機関車は 重連のような感じで 走り始めました(6号機+2号機)。 10時前のことでした。 |
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走り出した 列車を サイドからも 撮ってみました(6号機+2号機)。 | ||
その後は、更に 1 km 程 先にある 4工区まで歩いて行きました。 入口に 到着した時、折よく 次の空車列車が入ってきて 機回し作業を始めました(7号機)。 |
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7号機は、4工区に 到着すると、わずか10分ほどで 石炭を満載したトロッコを牽いて 門から出て来ました。 | ||
次の列車は この沿線で撮ることとし、菜の花の咲いている場所を選んで 待つことにしました。 30分も 経たないうちに、先ほどの機関車が 空のトロッコを牽いて 戻ってきました(7号機)。 |
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石炭列車が下ったあと、次の空車列車は 2号機が牽引してきました。 先ほどのトラブルから 早くも 復旧できた模様です。 |
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4工区との間の輸送は 活発で、12時を回ってからも 空車列車がやってきました(2号機)。 | ||
上の写真の続きです(2号機)。 | ||
ボタ山へと向かう線との分岐点にある 踏切まで戻って、石炭列車を 待つことにしました。 しばらくすると、列車が接近したのか、職員が 遮断機を降ろす電動スイッチを 押しました。 この踏切部分の架線は、高く張られていて、石炭列車は 吊り下げられた電線のおかげで 何の支障もなく 通過していきました(2号機)。 この後、近くの食堂で 昼食を済ませ、午後は ボタ山方面に 向かうつもりです。 <後編に続く> |