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中国水泥 孔山砿
CONCH / Kongshan Limestone Mine
2015.3.20. 前編
レポート :  【 2013.5-準備中 】 【 2015.3.前編 】 【 2015.3.後編 】 【 2017.3 】
         
   
孔山砿を 訪問するのは、今回で 2度目になりますが、2年前に来た時は 時間が足らなくて 電化軌道(上部軌道 900mm 550V)に立ち寄ることができませんでした。

そこで 今回は、まず この 電化軌道 から先に 訪れてみることに しました。

南京で 路面電車(LRT)の写真を撮っておられた railbus さん と 待合せ、最寄駅(地下鉄2号線 経天路駅)から タクシーをチャーターして、5kmほど離れた現地に向かいました。

なお、今回のガイドは、杭州の曹陽さん です。
  
   


 
  非電化軌道(762mm)の起点となっている 積替施設 の中に入れてもらい、丘を登っていくと、やがて 電化軌道(900mm) が見えてきました。

線路上では、保線作業が行われていました。



 
     
  線路伝いに 500m ほど 歩いて行くと、坑口がありました。

しばらく 待つまでもなく、凸型の黄色い電気機関車が 姿を現しました(1号機)。

トロッコ には、巨大な石灰岩 が 溢れんばかりに積み上げられています(グラグラ と揺れながら 近づいて来るので、通過の際は 落下するのでは・・・と、怖い思いをしました)。
     
  職員からの 聞き取りの結果、電化軌道の列車は 土日を含め、ほぼ15分毎に運転されていることが わかりました。

そこで 砿山に戻る列車は、積替施設の出口で待ち構えることにします。

上部軌道には 機回し線がないため、列車は推進運転で戻っていきました(1号機)。

後ろに見えているのが、砿山のある孔山です。


 
     
  積替施設のある終点には、別の電気機関車(2号機)が停まっていました。

職員に聞くと、こちらの機関車は 予備機 とのことでした。

ZL-14 という 14 t タイプの機関車で、サイドには 常州工砿電機車廠 製(1986年3月製造)という 銘板が付いています。
     
  次にやって来る 砿石列車は、積替施設内に設けられた 踏切で 撮ることにしました(1号機)。
     
  機関車とトロッコは、長い連結棒で繋がれています(1号機)。
     
  砿石の荷降し作業を前にして、運転士の交代が行なわれました(1号機)。

次の運転士は、女性のようです。
     
  トロッコは、グランビータイプ なので、荷卸し作業は 人手を使わずに、スムーズに 行われていきます。
     
  最後に、道路(589郷道)をオーバークロスしている地点で、砿山に戻る列車を 撮影します。

この列車には、先ほど交代した 女性運転士が 乗務 していました(1号機)。

この後は、丘をくだって 非電化軌道(762mm)に向かいました。
後編に続く)