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興源砿業 伍家沖煤砿 Xingyuan Mining / Wujiachong Coal Mine 2015.8.13 |
レポート : 【 2015.8 】 【 2016.3 】 |
前年の年末にも 伍家沖煤砿を訪れたのですが、その日は 平日であったにもかかわらず 残念なことに 休業していました。 しかし、三ケ所に分かれた 炭砿と、これらを結ぶ 軌道の様子が なかなか印象深く、再び 訪問することに しました。 当日の朝、広州南始発の高速鉄道で 耒陽西駅まで行き、市中心部の 灶市バスターミナルから 路線バス(黄市 行き)に1時間余り 揺られて、最寄りの 石市村で 下車したのは 11時前でした。 なお、ガイドは 前回同様 柳曙光さんにお願いすることとし、耒陽西駅にて 待ち合わせました。 |
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石市村から 伍家沖煤砿に向かってのびる 坂道からは、炭砿の選炭施設や 国鉄線への積替施設を 眺めることができます。 壁面には、刑務所炭砿時代の 名残りでしょうか?「毛沢東思想を高く挙げて・・・」 というかつての標語が 残されていました。 |
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四号砿に向かう支線には、谷越えの コンクリート製アーチ橋 があり、はるか先に のぞむことができます(このアーチ橋も 後ほど通ります)。 |
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まず最初に、五号砿の構内で この日の列車の運行状況を伺いました。 朝、三号砿・四号砿からの石炭列車が 到着したものの、どちらも 既に戻ってしまったそうです。 次に石炭列車が走るのは、早くても 昼以降ということがわかりましたので、まず 三号砿まで 歩いてみることにします。 (写真は前年末に撮った 五号砿の構内) |
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三号砿では、電気機関車が 入換作業中でした(車番不明)。 ここの機関車の集電装置は、変わっています。 L型の車体には 台枠が設けられていて、その上に バランサー付の3本脚の櫓が 小型のパンタグラフを載せて 立っているのです。 |
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三号砿のボタ山です。 ズリを積んだトロッコが、右手前にのびた ワイヤーで 引き揚げられ 1両づつ 山を登って行きます。 |
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三号砿の坑口です。 このあと、一旦、五号砿近くの分岐点まで戻り、四号砿 を目指すことにします。 |
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四号砿に向かう際 は、 先ほどの アーチ橋 を 通ります。 橋の上は、ご覧のように 手すりもあり、足元も 砂利で固められているので、危険はありません。 |
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四号砿の手前には 500mほどのトンネル があるため、私達は 道路を通って 迂回しなければなりませんでした。 30分 程かかって 到着してみると、三号砿で見たのと よく似たタイプの機関車が停まっていました(1号機)。 |
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1号機 の 銘板です。 2015年2月 製造(湘潭牽引機車廠)の 7t機で、見た目と 違って 随分と 新しい車両のようです。 |
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四号砿の坑口付近です。 この先に 坑口があるそうですが、居合わせた職員に この先に進入するのは 止められてしまいました。 この後は、再び 五号砿の近くまで戻って、列車の通過を 待つことにします。 |
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午後3時、三号砿に向かう 空車列車が、五号砿から 出てきました。 30両以上の砿車を繋いだ とても長い編成です。 炭砿アパートの前で、大カーブを行く列車を 撮りました。 |
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午後4時になると、三号砿からの 石炭列車が 戻ってきました。 石炭が重いのでしょう、非常にゆっくり 近づいてきました。 |
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ユニークな集電装置を、上から見下ろして 撮ってみました。 | ||
いよいよ 雨が 激しくなってきましたので、大カーブを見下ろす位置に建つ 農家の庭先に 入らせてもらいます。 納屋の軒先で、雨宿りをしながら 列車の到着を待つことにしました。 4時45分になって、四号砿からの 石炭列車がやってきました(1号機)。 機関車の集電舟からは 派手に白煙が上がり、また 火の粉を まき散らせながらの接近でしたので、見ている方が 慌ててしまいました(全景写真を拡大しました)。 |
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その石炭列車ですが、カーブの先で スピードを落とし、停車してしまいました(1号機)。 あと少しで 五号砿に到着なのですが、構内が入換作業中で 前がつかえていたためでした。 おかげで、ここでも 撮影することができたのは ラッキーでした。 ここは、左側の線路が 四号砿へ、右側の線路が 三号砿へと 向かう分岐点 です。 なお、改めてよく見ると、運転していたのは 若い女性職員でした。 ようやく 雨も小降りになってきましたので、これにて 撤収することにし、白タクで 次の目的地 へと 向かうことにします。 |