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河南省地方鉄路 禹鄲線
Henan Provincial Railway / Yudan Line
2010.4.11
レポート :  【 1997.1:二ノ宮様 】 【 2009.9 】  【 2010.4 】  【 2010.9-準備中 】
         
   
禹鄲線の 1日1往復の混合列車は、朝 7時に 許昌を発車するため、これを逃すと、明るいうちに 列車の写真を撮ることができません。

このため、前夜は 遅くに許昌に入り、国鉄 許昌駅近くのホテルに宿泊することにしました。

今回は 帰国当日ということもあって、列車には乗車せず、混合列車を タクシーで追いかけた後に 鄭州空港へ向かうつもりです。  
  
   

 
 
  禹鄲線の許昌駅は、国鉄駅とは1kmほど離れた場所にあります。

6時50分頃、「小火車站」 という看板の出ている 禹鄲線 許昌駅に到着し、タクシーを待たせたたまま、構内へと 向かいました。

既に、乗客相手の物売りや 発車を待つ乗客、通りがかりの人で 賑わっています。
 
     
  この日の牽引機も、前年と同じ 3807号機 で、既に 構内に入線していました。

割れて ヒビが入っていた運転席ガラスも、新しいものと 交換されており、見違えるようです。
 
     
  発車5分前とあって、やってきた 乗客達は 次々と客車に乗り込んで行きます(3807号機)。

機関車の後ろには、有蓋車1両、客車3両、そして 最後に無蓋車1両 という編成です。
     
  乗客や荷物を運んできた バイクや自転車も、プラットホームへ自由に出入りしています。

また、昨年の長旅で お世話になった 女性車掌さんも 健在でした。
 
     
  発車時刻が迫ってきたので、駅前に 待たせていたタクシーに戻り、目指す撮影地へ 向かうことにしました。

まず最初は、許昌の街外れにある 清潩河の橋梁です。

7時15分頃、混合列車が 通り抜けて行きました(3807号機)。
     
  次に目指したのは、鄢陵駅(許昌起点 36km)の先にある 花都大道の踏切です。

8時20分頃、踏切に近づく 101次列車の姿が見えてきました(3807号機)。
 
     
  ここは、道幅が広い割に、警報機も遮断機もない踏切です。

101次列車は 警笛を鳴らしながら 徐行運転で花都大道を横断して行きます(3807号機)。
     
  更に追いかけていくと、十里店(許昌起点 48km)の 少し手前に、 バックに 林が広がる区間があり、ここで 待ち構えて 撮ることにしました。

朝靄の中から 101次列車が姿を現したのは、8時40分頃でした(3807号機)。

この後 タクシーで 鄭州空港まで 送り届けてもらって、帰国の途に就きました。